
花よ。
失った人へ向ける、消えない祈り
雪の降る街、部屋に残る気配、誰かへ捧げる花。失ったものへの想いを、祈りとして響かせる歌。
作品の背景
「別れ」を背景に、大切な人へ向ける情熱を描く作品。雪や花、街、部屋に残る服や靴といった具体的なものを通して、不在の誰かとのつながりを見つめる。相手の気配を感じる時間と、何かを捧げたいという強い願いが重なっている。
歌詞に込めた情景
花には、美しさと移ろいやすさが同時にある。咲くことや枯れないことを願う言葉には、大切なものを失いたくない情熱が宿る。声を聞きたい、想いを届けたいという願いが、歌を捧げる行為へつながっていく。別れの痛みを抱えながら、いつか笑える日へ向かう祈りとして読むことができる。
歌詞
咲けよ、花よ雪降る街で 枯れないでずっと壊れないで 儚い日々と 儚い夜を 君に捧げるまで。 舞い落ちる雪と花が 君の顔をそっと撫でる 笑い声が響く街で 僕は1人歩き続ける 君とみた空や歌や波が 涙とともに流れ落ちてく タバコの煙にかき消された、 君の花になりたくて 咲けよ花よ、雪散る街で 枯れないでずっと壊れないで 儚い日々と、儚い夜を 君に捧げるまで。 舞い落ちた雪は彼方 君の声はずっと遠くへ 笑い声は僕の中で いまもきっと生きつづける 君がいた部屋や服や靴が 涙ともに残り続ける 季節が巡り枯れる花束 君の声が聞きたくて 咲けよ、花よ雪降る街で 枯れないでずっと壊れないで 儚い日々と、儚い朝を 君に捧げるまで。 響け、歌よ祈りの歌よ 泣かないでずっと変わらないで 儚い愛と、儚い僕を 明日が迎えるまで いつか、笑えるまで。


